話の一滴(ひとしずく)

ヨーチャング研究所
YO-chang Kenkyu-syo


              今回のテーマは、「ツル」です。



    <別枠>

    “話の一滴”の“ウラ”   テツガクのヒトシズクのウラバナし





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    <内容>

    ○“なげかけ”

    ○プロフィール
    ○ツルの種類,タンチョウヅル

    ○“なげかけ”の「こたえ」

      ≪参考文献・資料≫


    ○テツガクのヒトシズク

     (主にテーマの<内容>から
      独自のテツガクを展開させてゆくコーナーです。)


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  ○“なげかけ”


    ---- なぜ、「鶴は千年、亀は万年」といわれるのか? ----





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  ○プロフィール


    ツル(鶴) Crane[krein]


    分類: 鳥網ツル目ツル科 四属15種

    分布: 南アメリカ、極地、大洋島を除く全世界

   大きさ: 全長 90〜154センチ

    形態: ・頚(くび)、足、嘴(くちばし)、足指も長く、前指の間には
        痕跡的な水かきがある。

        ・最大種はオオヅル、ホオカザリヅルで頭高 1.5メートルに
        達する

        ・羽色は一般に白、スレート色(白に近い灰色)を主色とし、
         多くは頭上が裸出してその一部が赤い

        ・三列風切は、通常長く後ろに伸びる飾り羽となり、尾羽の
        上を覆っている

        
        ・雌雄は同色であるが、雄は雌よりすこし大きい

        ・飛翔は強力で、高緯度地方で繁殖する種は長距離の渡りを
        する

        ・飛ぶときは、頚も足もまっすぐ前後に伸ばし、ゆっくりと
        羽ばたき、しばしば滑翔する

        ・体羽は毎年、風切羽と尾羽は2〜3年に1回 いちどきに
        抜け換わる、このため風切羽と尾羽を換羽中のツルは、数週
        間飛べずにいる

        ・ツルの特徴の1つは、トランペットのようによくひびく大
        きな声で、これは 気管が長いためであって、多くの種では
        気管はぐるぐる巻いて、その一部が胸骨の竜骨突起の中にま
        で入り込んでいる

        ・鳴き声は、雄では「コウ」と一声、雌では「コウコウ」と
        2音つづける


    生態: ・広い湿地や原野や草原に生息し、もっぱら地上で生活する
        ただし、ホオジロカンムリヅルはときどき低木の上で休息す
        る

        ・繁殖期以外は群をつくり、とくに 渡りのときや、越冬地
        では大きな群れとなる

        ・ツルのディスプレーはダンスと鳴き合で、ダンスは気どっ
        たかっこうで歩いたり、おじぎをしあったり、空中にぴょん
        ぴょん跳びはねたりする
        1羽、つがい、数羽で行なう。

        ・ダンスは雄だけではなく、雌も幼鳥も行なう。
        また 繁殖期に多く行なわれるが、その期間中だけに限らない。
        したがってツルのダンスは性的以外の意義もあると考えられる
        鳴き合は、雌雄が嘴を空に突き上げて鳴き交わすもので、テリ
        トリーの宣言のようである

        ・ツルのつがいは、通常相手が死ぬまで続くようである

        ・巣は、湿地の中にアシや枯れ枝を積み上げてつくり、大きい
        ものは直径1メートル、高さ60センチ以上のものもある
        しかし 乾燥した地上で繁殖するオーストラリアヅルやハゴロ
        モヅルは地面のくぼみに直接産卵し、特に巣らしいものは作ら
        ない

        ・卵数は2個が普通で、抱卵とひなの世話は雌雄交代でおこな
        う。
         抱卵期間は28〜35日で、大形種ほど長い

        ・ひなは生まれてまもなく歩いたり泳ぐこともできる。
        ツルのひなと幼鳥は、黄褐色か灰褐色の目だたない羽毛をもち、
        危険を感じるとじっとうずくまっている

        ・ツル類では、2個からひなが1羽だけ育つことが少なくなく、
        幼鳥はかなり長い間両親と家族生活をする

        ・食物 主として植物質で、種子、果実、芽、根 など

            ときとして、昆虫(トンボなど)、両生類(エゾアカガ
                  エルなど)、魚類(ヤチウグイなど)、甲
                  殻類(ウケドザリガニなど)、トウモロコ
                  シ(冬)

            繁殖期には、動物質のえさをかなりとる

            穀物類も好むため、畑に被害を与えることもある


   その他: ・ツルの祖先は、今から1億年前、地球に恐竜が生息していた
        時代に出現したとみられ、現在のツルのうち、アフリカに住む
        カンムリヅルの仲間がもっとも古い時代に現われたようで、タ
        ンチョウヅルは人類の祖先が石器を使い始めた約200万年前
        に登場したと考えられる

        ・ツルの渡来地は、山口県熊毛郡八代(ナベヅル約100羽)が
        有名で、3月中旬に去る冬鳥で、繁殖地は東部シベリアといわ
        れている
        又 鹿児島県出水市の水田に飛来するナベヅル、マナヅルは合
        わせて約6000羽(1982.01)で、まれにクロヅルもくる。
        3月上旬に去る渡り鳥である。



  ○ツルの種類,タンチョウヅル


     ツルの種類


    代表的なツルは タンチョウヅル、ナベヅル、マナヅルで、次の通りで
    ある。


     1.タンチョウヅル: ツルの類では最も大きく、全身白色の気高く
               美くしいツルで、頭の頂は裸出していて、美く
               しい赤色となっている。
               タンチョウ(丹頂)とは頭の頂が赤いということ
               である。

               昭和10年(1935) 天然記念物、昭和27年3
               月(1952) 繁殖地とともに特別天然記念物に指
               定された。


     2.ナベヅル   : 体が灰黒色、頭と頚が白く、頂が赤い。
               水田、畑、湿地に群生し、魚、カエル、貝、昆
               虫や植物の葉や茎を食べる

     3.マナヅル   : タンチョウヅルとほヾ同じ大きさのツルで、
               体は灰色、後頭と頚の後ろ側が白い
    
       その他に、カンムリヅル、ハゴロモヅル、ナベヅル、アメリカ
       シロヅル、クロヅル、オオヅル、アネハヅル、ソデグロヅル 
       などがいる。






     タンチョウヅル


    タンチョウヅルは、明治以前までは日本全国に野生していたが、現在は、
   根釧原野に繁殖地があるだけで、土地の人達の努力で345羽(1983年時)
   が生活している。現在は保護努力が実り、約900羽に増えている。

    また朝鮮半島から鹿児島出水に渡ってくるものもいる。


    タンチョウヅルは釧路川の下流とその支流に自然繁殖地があり、湿原の
   アシの中に小枝を積み重ねて、円筒状の巣をつくって産卵する。

    日本画によく描かれている マツに巣をつくるのはコウノトリである。



  ○“なげかけ”の「こたえ」


    ---- なぜ、「鶴は千年、亀は万年」といわれるのか? ----



    ツルは昔からめでたい鳥(瑞鳥:ずいちょう)として珍重されてきた。

   特にツルの中でもタンチョウヅルは端正で、気高いものとして尊ばれ、大
   切にされてきた。

   標記のことわざは、中国漢代の『淮南子』という本に出ている言葉のよう
   である。


    通常ツルやカメがそんなに長く生きるとはだれも思っていないだろうが、
   しかし 両方ともそのような雰囲気をもったいきものである。

   雲の上に立つタンチョウを見ると長生きする鳥のように見えてくる。

   それを見て昔の人はことわざにしたと考えられている。


    ツルが降りてくると良いことが起る、あるいは多くのお金が入るなどと
   言い伝えられている。

   またツルの夢をみると、長生きをするなどとも言われている。

   さらに ツルが上向いて鳴くと晴れ、下向いて鳴くと雨降りのしるしなどと
   も伝えられている。


    普通の小鳥の寿命は4〜5年といわれているが、それでは鳥の寿命はい
   ったい何年ぐらいか、ある調査によると、鳥の最長寿命は次のように書か
   れている。


     セグロカモメ:36年  ダイシャクシギ:31年  イヌワシ:25年

     ガン     :25年  コウノトリ   :17年  オナガガモ:15年

     カラス    :14年  ハト      :10年   スズメ  :8年

     ツバメ    :4〜7年 ヨシキリ   :8年    シジュウカラ:8年

     トビ      :25年  サギ      :25年  クジャク :25年

     カモメ    :30年  スズメ     :40年   ハクチョウ:100年




    ではツルは実際にどれくらいの寿命なのだろうか。


   通常では80〜90年という記録があるようだが、動物園で飼われたものでは
   30年以上というものがあり、中国では60年生きたという記録があるそうだ。

   これらから見ると、ツルは鳥の中では特に長寿であると考えてよいようだ。



    参考までにカメは150〜200年という記録があるが、実際に確認はされて
   いないようである。





    ≪参考文献・資料≫


     日本大百科全書                  小学館    1994.1

     図解 動物観察事典   岡村はた 他著  地人書館   1986.9

     タンチョウ
     -- 北の原野に舞う神 -- 林田恒夫 著   教育社     1984.11

     野鳥識別ハンドブック   日本野鳥の会  日本野鳥の会 1991.4

     フィールドガイド
     日本の野鳥        高野伸二 著   日本野鳥の会 1991.11

     野鳥(ポケット図鑑)    藤本和典 著   主婦の友社  1995.10

     鳥のことわざ
     うそほんと         国松俊英 著    山と渓谷社   1990.12

     日本の天然記念物
     タンチョウ No27        小学館      小学館    2002.12    










  ○テツガクのヒトシズク




   ツルはなんで“千年”といわれる
   位長生きするのだろう。



    「大きな鳴き声」。


   これが、ポイントを占めているの
   だろうか・・・。



   よく、大きな声をだしたり、笑ったりすると、
   体にもいいといわれると思うけれど、


   「声」が大きいと、長生きもできる
    のだろうか・・・?









     「声が大きい」。



     それはすなわち、

    自分の存在が、でかい。  ということも
    きっと、示していて、



     でかいからこそ・・・・

     「めでたい」?



    そんな鳥であると、みなされても
    きたのだろうか・・・?




    めでたいのは、“白地”に赤がちょっと
    入っていたりする、

    つまりはカラーのもんだいも
    あったりするのだろうか。







    それはさておき、


     「大きい声」。



    大きい声の存在というものは、
   “たのもしい”し、だからこそ、

    何か安心できるかんじが
    私にはする。





    それに、簡単に口だしとかも
    できないかんじもする。



    ただでさえ他者からの“反発”は
    避けたいものだと思うのに、


    それをでかい声でされるとなると・・・





    「なおさら」なのではないか。  







     つまりは、

    自分が自分らしく
    この世をわたっていくためには、

    
    そして人が“門戸を開けて”そのやり方を
    認めてくれるためにも・・・きっと、



    大きな声というのは、
    有利に働くものなのではないか。




    少なくとも、小さい声よりは、

    大きい声の方が、自分のやり方を
    とおすには。









    でもそれは、人を“イアツ”するもの
    であってはいけないと私は思う。




    イアツするものいいこそ、

    かえって、小さい方が
    よかったりするのだろう・・・






    自分というのは、ちっぽけな
    存在。



    だからこそ、他の面で
    大きくすべきなのかも・・・



    そのひとつが、声、で --------------------






    “イアツ”をはじめ、

    尊"大"な態度、オウヘイな態度、といった、


    一般的に人から疎まれる態度というものは、



    人が、疎む。   そのこと自体が、
   

    そういう負の感情自体が、やがては
    人を攻撃したり、破壊的な行動を生んだりする
    莫大なエネルギーを生みだすものだから ---------------






    「大きいもの」には、「小さいもの」を。

    「小さいもの」は、「大きいもの」を。




    そうやって、個々の存在や世の中全体がバランスを
    とっている、

    そういう摂理であるのだとしたら、



    そういう、人から疎まれる態度というのは、
   
    「大きく」「荒っぽく」なりがちなのだけれども、



    むしろ・・・  そういう時ほど、

    最小限にとどめるか、





    “ださない”のが、そういう態度を
     とらないのが一番、いいのだろう。






     負のエネルギーを生みださせても、

     負のことを引きよせる連鎖が生まれるだけで、
     きっと・・・




     “何にもならない”んだろうから -------------------------

    





     
    
    

     
          
        





































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    “話の一滴”の“ウラ”   テツガクのヒトシズクのウラバナし





(C) 2007 YO-chang Kenkyu-syo.

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