話の一滴(ひとしずく)

ヨーチャング研究所
YO-chang Kenkyu-syo


            今回のテーマは、「フクロウ」です。



    <別枠>

    “話の一滴”の“ウラ”   テツガクのヒトシズクのウラバナし





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    <内容>

    ○“なげかけ”

    ○フクロウについて
    ○フクロウの仲間,ミミズク
    ○世界のユニークなフクロウ
    ○まとめ

    ○“なげかけ”の「こたえ」

      ≪参考文献・資料≫


    ○テツガクのヒトシズク

     (主にテーマの<内容>から
      独自のテツガクを展開させてゆくコーナーです。)


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  ○“なげかけ”


      ---- フクロウとミミズクは、どこが違うのか? ----





                                 つづきは、後ほど・・・



  ○フクロウについて


    フクロウには140〜146種ものなかまがいて、南極を除く世界各国に
   分布している。

    そのうち日本には10種ぐらいが見られる。


    体色は灰白色に褐色の縦じまがある。

    暖かい地方にいくほど羽色が濃くなり、たとえば北海道産と九州産を並べ
   ると別種のように見える。

    体のわりに頭部が大きく、ほかの鳥と違って目が顔の前面についているの
   が特徴で、多くの種では目を中心として顔に顔盤とよばれるくぼみが発達し
   ている。

    この類は、眼球を動かす力に乏しいから、絶えず頭を左右に動かす習性が
   ある。

    体は大きく、全長14〜70cm,翼長は30〜33cmある。

    雌雄同型であるが、雌のほうが大きい。

    目は大きくて、夜に活動し、ネズミ、リス、小鳥、ウサギなどを食べる。
    野ネズミの天敵として、人間にとってはきわめて有益な鳥である。

    羽がやわらかくできているので、飛ぶときに羽音を立てないから、獲物
   を捕えるのに都合がよい。
 
    胃はとても丈夫で、獲物をまるのみにしてもちゃんと消化できる。

    ただし、骨や毛は消化できないから まとめて口から吐きだす。
   この、消化できなくてはきだしたかたまりをペソットといい、これを調べ
   ると、何を食べたかが分る。

    嘴(くちばし)は短いが頑丈で、全体に鉤(かぎ)型に湾曲していて、肉食
   の鳥で猛禽(もうきん)類と呼ばれている。

    耳は顔盤の下に隠れていて、耳穴は左右で大きさと位置が異なっている。

   そのため、音が耳に届くまでの時間や音のひびき方が右と左でわずかにち
   がい、音源の位置を正確に知ることができる。


    古い木のほら穴や、家の屋根裏などに巣をつくり、3〜5月にかけて5cm
   ぐらいの球形の白卵を2〜4個産む。

   約1ヶ月間 メスは卵をあたためつづけ、オスはメスのためにエサを運ぶ。

    孵化したばかりのヒナは白い産毛に覆われていて、目は開けていないけれ
   ど、食欲おうせいである。

    オスの運んだ獲物は、メスのくちばしでちぎられ、ヒナがのみこめる大き
   さにしてからヒナにあたえられる。

   孵化したばかりのヒナは体温が保てないため、2週間ほどメスがあたためつ
   づけ、ヒナが大きくなると、メスもエサをとりに行くようになる。
  
    ヒナは産卵日順に孵化していくので、大きさにより兄弟が分る。
    エサは体の大きいものから先にありつけることが多い。

    生まれて1カ月ほどたつと、ヒナは木の穴の中で羽ばたく練習をはじめ、
   大きなヒナから順に巣を出て行くが、すぐには飛べないし、エサもとれない
   ので、しばらく巣のそばで親に守られて暮らし、秋ごろになると、ヒナも親
   からはなれてそれぞれの暮らしを始める。

    3月ごろに、フクロウは森や林で、暗くなると競うように「ゴロスケホー
   ホー」と鳴く。
   
    さびしそうな感じの鳴き方である。



  ○フクロウの仲間,ミミズク


    日本でよく見られるフクロウの仲間


     アオバズク: 青葉のころ夜にホーホーと鳴く。 夜行性だが、昼間も
             視力はある。
             夏鳥で4月下旬頃に我が国に渡来し、主として昆虫を食べ、
             小鳥、ネズミなども食べる。
             5〜6月ごろに木のほら穴に巣をつくり、4〜5個の白卵
             を産み、10月頃南方に去る。

      コミミズク: 平地の草原にすみ、昼間に狩をすることもある。
             一般的に羽角をもっていて、ミミズクとよばれることが多
             い。

    シマフクロウ: 日本でいちばん大きいフクロウで、全長71cm、翼左
             右の長さは2m近くある。
             おもに魚類、両生類を食べ、ザリガニ、トガリネズミなど
             も食べる。
             かつてはアイヌの村を守る神としてありがたい存在だった。



    ミミズク


   鳥網フクロウ目に属する鳥のうち、外耳のようにみえる冠羽(羽角)をもつ種
   をいい、とくにオオコノハズクをさすことが多い。

   ただしこの羽角の有無は分類学上は意味をもたない。



  ○世界のユニークなフクロウ


     メンフクロウ: ハートのような形の顔をしている。
             ふつうのフクロウとくらべて足が細長く、目も小さい。
             夜行性で、聴覚がとてもすぐれている。
             特にイギリスではごくありふれた鳥で、復活に懸命に
             なっているようだ。

     シロフクロウ: 寒い地域にすみ、フクロウのなかまではめずらしく
             オスとメスでちがう色をしている。
             朝夕の薄明りのなか、レミングというネズミのなかま
             をつかまえることが多い。

  アナホソフクロウ: 特性としては、地下にすんで巣をつくり、昼間活動
             することで、長い足で草原を自由に走りまわる。
             南北アメリカ大陸に住んでいて、樹木のまったくな
             い平らな荒地をこのんで生活する。
             食べものは甲虫、バッタ、ハチなどの昆虫、野ネズ
             ミ、ヘビ、トカゲ、クモなどである。



  ○まとめ


    昔はたくさんいたフクロウも、最近は樹木が切り倒されたりして、すむ場
   所やエサの不足などで年に生息数がへっています。

    フクロウの生態について調査・研究が大学で行なわれたり、八ヶ岳ではフ
   クロウの研究・保護が行なわれています。


    この活動がフクロウ保護につながることを期待しています。



  ○“なげかけ”の「こたえ」


      ---- フクロウとミミズクは、どこが違うのか? ----



     フクロウもミミズクも分類上は鳥網フクロウ目に属する鳥ですが、一般的に
    いって、頭側に羽角(冠羽)という、長い羽が耳や角のように長くのびているも
    のがいます。

    この羽角のあるものをミミズク、ないものはフクロウということばで呼んでい
    ます。

    たとえばコミミズク、ワシミミズク、コノハズク、オオコノハズク、トラフズ
    クなどがミミズクのなかまとされています。


     しかし、アオバズクは羽角がなくてもズクと呼ばれているし、羽角があって
    もシマフクロウはフクロウと呼ばれています。

     これは科学的な区別ではありません。


     ただし フクロウは漢字で「梟」、ミミズクは「木菟」という漢字で書かれ
    て区別されています。





    ≪参考文献・資料≫


     日本大百科全書                  小学館  1994.1

     図解 動物観察事典   岡村はた 他著  地人書館 1986.9

     フクロウの大研究     国松俊英 著     PHP  2006.3

     夜の森王者フクロウ           デアゴスティーニ
     のひみつ

     フクロウの不思議な生活 クリス・ミード 著  晶文社  2001.6
                      斎藤慎一郎 訳










  ○テツガクのヒトシズク



    ふくろうとみみずくは、どうして
    ほぼ同じような“なり”をしているのに、
    ちがう名前なのだろう。


    
    ただ、“だいたい”耳みたいなのが“でている”か
    いないかの問題ではないか?





    「おす」「めす」「男」「女」というのも、
     そうだ。



     人間だって、「男」「女」とか、区別せず、

    「人間」とひとくくりによんだり、扱えば
     いいと思うのに・・・




     たしかに、「男」と「女」では、
     体のキノウとか、感じ方、好み・・・など、やはり
     違ってきてしまうようだから、

      なのかも知れないけれど・・・







     でも、そうやってちがう呼び名で区別して
     しまうからこそ、

     違うことを助長してしまっている部分も
     あるのではないか。




     例えば、男は泣くもんじゃない、いう考えとか、
     男はブルー系、女はピンク系の色、だとか・・・





      つまり、「ふくろう」「みみずく」と、
      ちがう呼び名にすることで、
      お互いのことに一線を画してしまうというか、

      「あいつはちがう」とお互い思ってしまう
      ことを助長する一助に、なってしまっている

       とは、いえないだろうか。




      ということは・・・


      スペイン人、ロシア人、日本人・・・


      と、国によって、同じ人間でも、
      ちがう呼び名で分類してしまっていること・・・


      それが、お互いそれぞれのことを、

      「外国人(よそもの)」と思う認識につながって
      しまっているというか、


      少なくとも、「自分とは、違うのだ。」という
      思いを抱いてしまう一助になってしまっても
      いるのではないか。



      そしてそれがひいては、戦争ということにも、
      つながってしまっているのでは、ないだろうか。




      お互いのこと、同じ人間で仲間なのだと思えて
      いるならば、戦争なんて、“できない”んだろうし。






        「戦争を、なくしたい。」




       本気でそう思うのならば、まず、

       その呼び名を国ごとにかえることを
       しないで、すべて、「人間」とする。

       
      というのも、一つの方法だといえはしないだろうか?






      そして、「男」と「女」も・・・

      すべて、「人間」とする。



      そうすれば、「男だったら・・・」とか
     「女だったら・・・」とか、

      それぞれの性ごとの立場で考えたり、する
      必要もなくなって、


      みんなが「人間として」
      それぞれのお互いのことを、考えるように
      なるのではないか・・・



      
      ひいては、「男女差別」とかいうのも、
      自然と、なくなることにつながっても
      いくのではないか。









      “そして” ふくろうと、みみずくも。

      
      お互いのかきねを、超えて仲間意識も
      深まっていけるのではないか・・・


      とはいっても それらの呼称は人間が
      勝手に考えたものにすぎないんだけど・・・


      きっと、我々人間が、ただ髪の色とか
      スタイルとかがちがうだけで、「ちがう。」
      と思ってしまうように、


      ふくろうとみみずくも、ただ“みみ”が
      表面に“でているかいないか”で、「ちがう」
      と

      お互いのことを、感じてしまっているのでは
      ないだろうか・・・?








       それともやはり、人間だけの
       意識なのだろうか・・・?





       ことばというものがあって、

       それによって、すべてを区別し
      「かきね」をつくってしまっているから・・・







       結構 ことばがない“ふくろう”を
       はじめとする動物の方が、

       お互いの、ちがう存在でも仲間意識が
       あるのかも、知れないな・・・



       必要以上の殺生(せっしょう)はしないし・・・

       ものも、とらないし。




        襲わないとわかれば、
        お互いの領分を守りつつ、

        助けあって 生きていたりするから。



     
    
    

     
          
       



























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    “話の一滴”の“ウラ”   テツガクのヒトシズクのウラバナし





(C) 2007 YO-chang Kenkyu-syo.

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