話の一滴(ひとしずく)

ヨーチャング研究所
YO-chang Kenkyu-syo


            今回のテーマは、「ロボット」です。



    <別枠>

    “話の一滴”の“ウラ”   テツガクのヒトシズクのウラバナし





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    <内容>

    ○“なげかけ”

    ○ロボットの語源
    ○ロボットと人間の倫理
    ○産業用ロボットの機能別分類
    ○世界の産業用ロボット稼動台数
    ○ロボット王国日本
    ○これからのロボット

    ○“なげかけ”の「こたえ」

      ≪参考文献・資料≫


    ○テツガクのヒトシズク

     (主にテーマの<内容>から
      独自のテツガクを展開させてゆくコーナーです。)


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  ○“なげかけ”


      ---- ロボットは、どこまで人間に近づけるのか? ----





                                 つづきは、後ほど・・・



  ○ロボットの語源


    1926年にチェコの劇作家、カレル・チャペックが発表した戯曲「ロッサ
   ム万能ロボット会社」のなかで、つらい労働を人間にかわりやってくれる人造
   人間に名づけられた名前が「ロボット」だった。

   語源は「退屈な仕事」や「強制労働」を意味するチェコ語、ロボータ(robota)
   からきている。



  ○ロボットと人間の倫理


    ロボットの研究開発は夢のあるものだが、忘れてはならないのが、人間とロ
   ボットの関係である。

    ロボットにはアシモフの3原則(1950年)というものがある。

    要約すると次の通りである。


     1.ロボットは人間に危害を加えてはならない

     2.ロボットは人間から与えられた命令に服従しなければならない

     3.ロボットは前記1,2に反しないかぎり自身を守らなければならない



    人間協調、共存型ロボットの開発は魅力のあるものだが、上記3原則にある
   ような、安心・安全な技術の確立が大切であると考えられている。



  ○産業用ロボットの機能別分類


    1.マニュアル・マニピュレーター

    2.固定シーケンス・ロボット

    3.可変シーケンス・ロボット

    4.プレイバック・ロボット

    5.数値制御ロボット

    6.知能ロボット



  ○世界の産業用ロボット稼動台数


    (国)    (1980年)      (1985年)      (1986年)


   日本    14256台(60.9%)  93000台(66.2%)  116000台(66.9%)


   アメリカ    4700台       20000台       25000台     

    カナダ    250台       1032台       -----

  北アメリカ合計 4950台(21.1%)   21032台(15.0%)  25000台(14.4%)


   西ドイツ    1255台       8800台       12406台

  スウェーデン  990台       2046台       2383台

   フランス    580台       5900台       5270台

   イギリス    371台       3208台       3683台

   イタリア     353台       3316台       5000台

   スペインなど 254台        693台        854台

  ヨーロッパ合計 4265台(18.0%)   26489台(18.8%)  32448台(18.7%)


        合計 23465台(100%)   140521台(100%)   173448台(100%)



  ○ロボット王国日本


    以上のように産業ロボットにおいては世界一のロボット稼動台数を持ってい
   るが、ヒューマノイドの研究開発においても海外の研究者がふしぎがるほど熱
   心で、実際に世界をリードしているといわれている。

   その背景にあるのが手塚治虫氏のマンガ「鉄腕アトム」で、現在、活躍してい
   る日本人ロボット研究者の多くが子供のころにこのマンガを見たことが研究へ
   の動機に多少なりとも影響をあたえているといわれている。

    10万馬力の心やさしい少年ロボット・アトムは原話では2003年に誕生してい
   る。



  ○これからのロボット


    今までの産業ロボットは、人間と隔離された環境の中で、高速・高精度を要
   求する単純作業を行なってきた。

   複雑な作業はロボットより人間がよいというのが常識だった。

   しかし 1998年通産省「人間協調・共存型ロボット」の開発プロジェクトが始
   まり、人間と協調・共存するロボットの実現が要求されてきた。


    今後注目すべきロボットの応用分野としては、医療・福祉分野、農学、メン
   テナンス、災害救助、ホームオートメーション、宇宙分野、個人のエンターテ
   イメント・アミューズメント分野などの各分野にロボットの普及が期待される。

   このような流れの中で、ホンダのロボットP3に代表されるヒューマノイド2足
   歩行ロボットがあり、これが鉄腕アトムに着実に近づきつつあり、単なる夢物
   語ではなくなってきた。

   人間の探究心の追求、技術シーズ(種)の発掘という意味で、ロボット開発分野
   は今後の魅力ある開発分野といえる。



  ○“なげかけ”の「こたえ」


      ---- ロボットは、どこまで人間に近づけるのか? ----



     昨年(2006年)3月より開催された愛知万博(愛・地球博)において 次世代
    ロボットの実用化に向け実証実験の一大テスト・フィールドが展開された。

    特にヒューマノイドと呼ばれる人間に似た形のロボットが数多く発表され、
    実際にデモンストレーションされた。


     人間により近づいたヒューマノイドロボットについて、どんなロボットが
    開発されているか主なものをあげると次のようなものである。



     ・ASIMO(アシモ)/ホンダ  2足歩行型ロボット   

     ・QRIO(キュリオ)/ソニー  小型2足歩行エンターテイメント
                        ロボット

     ・tmsuk(テムザック)/テムザック  ヒューマノイド型
                            超遠隔操作ロボット

     ・CONCERO(コンチェロ)/トヨタ自動車  パートナー
                                ロボット楽団

     ・アクトロイド /ココロ・アドバンストメディア  接客ロボット

     ・wakamaru /三菱重工業  4ヵ国語で会話する案内ロボット

     ・ALSOKガードロボ /綜合警備保障  警備ロボット

     ・enon(エノン)/富士通  サービスロボット

     ・PaPeRo(パペロ)/日本電気  チャイルドケアロボット

     ・Apri Alpha(アプリアルファ)/東芝  ロボット情報家電
                               コンセプトロボット



     工場などで働く産業用ロボットは実用化されたものが多いが、ヒューマノ
    イドをつくるのは、昔から世界中の科学者・技術者の大きな夢のひとつだっ
    た。


     ここで次世代ロボットとは どのようなものであるか、というと従来の産業
    用ロボットの枠を超えた新しいロボットのことなのだが、ロボットという言葉
    自体が非常にあいまいで、各人さまざまなイメージがある。

     それらの中から共通していえるキーワードを取り出すと次のようになる。

    
      (1)感覚器(センサー)を有すること

      (2)自律的に、何らかの判断・処理を行なうこと

      (3)人間や環境に対して多様な相互作用をすること

      (4)個体としての機械 またはそれらの集合体であること



     そして これからは工場内だけでなく、社会のさまざまな場面で活躍する新
    しいロボット、つまり次世代ロボットが主流となると考えられる。



     次世代ロボットは人間と共存し、共に協力しながら、また周囲の状況を的
    確にとらえ、自分で判断して行動することが必要となる。


     次世代ロボットは 今後飛躍的に発展し、近いうちに皆さんのもっと身近な
    所で働くようになると思われる。     





    ≪参考文献・資料≫


     日本大百科全書          小学館        1994.1

     愛知万博 最新ロボットガイド  オーム社       2005.6
     (別冊 ロボコンマガジン)

     ロボットが     中山眞 著  東洋経済新報社  2006.2
     日本を救う

     これからの   寺嶋一彦 著 豊橋技術科学大学 2006.3
     ロボット(天伯112号 抜粋)

     EXPO 2005 公式ガイドブック  小学館      2005.3










  ○テツガクのヒトシズク



    現在のロボットというのは、
    従来の「産業用」から、人間に
    似た形のものが多く発表されて
    きているのだという。




    しかしロボットはあくまで「ロボット」
    なのであって、“人間の代わり”には
    なりえない。


     それを忘れていはしないだろうか?










    従来のロボットは、人間にできない
    高速・高精度な作業をするために
    あったと思うのだけど・・・


    今のロボットは、人間でもできること
    までも ...




    いままでは、ペットがその役割を
    果たしていたけれど、

    人間の相手をする寂しさとかを
    癒やす存在にまで
    ロボットは なってきて・・・



    たしかにそれが悪いとは、
    いわない。


    たとえば・・・


    植物のように枯れたり、ペットのように
    用をたしたり、独特のにおいとかが苦手だとか、

    毎日のメンテナンスとかが「できない」人たち
    にとっては、いいのかも知れないけれど・・・





    たしかにロボットの手入れは、

    植物、ペットよりは楽だったり、「クリーン」
    だったりするんだろう。


    私もどちらかといえば、そういう点では
    ロボットの方がいい。




     しかし思うと、その、「めんどくささ」も
     大事なもので、

     そういうところから何か、
     学べるものがあるのではないか?






     だけど、いやしてもらいたいけれど、
  
     めんどくさいのは嫌だという風潮があって、
     そういう所から、

     ペットを捨てることが多いことも、でてきて
     いるのではないか。



     でもロボットなら・・・  いいのだろうか?









     ロボットと共存する社会もいいんだけど、

     そして今のその風潮があるからこそ、ロボットも
     そういう“いやしの存在”にまでなっていったん
     だろうけれど、


      「役立たなくなったら、捨てる。」


       だと・・・




      それを処理するのに大変になり、結局
      自分達人間が困ることになる。







      そういうことからも、ロボットというものを
      生みだして、共存して“人間と同じ役割を担う”
      のもいいんだけど、

      そういう役割を担わせるからには、
      人間に対するのと同じ位“愛情”をそそがないと ・ ・ ・



      何かのマンガでもあるような、
      ロボットが人間を征服するようになる、
      
      ということも、ありうるのかも知れない。











      そしてまずは、

      「めんどくささ」を癒してもらうからには、
       それなりの“代償”というか、

      “いやなこと”とおもえることも、ひきうけて
       いくという自覚をもつこと。



       それはロボットに対してもいえることであり・・・






       その点をわきまえないと、

      ペットとか、いやしのロボットとかを

      “「存在」させちゃ、いけない。”


        んじゃないか。






       共存も、できないんじゃないか。      


    

      “人間のパートナー”としてのパートナー(おとも)
       は・・・


        少なくとも。




          
        



























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    “話の一滴”の“ウラ”   テツガクのヒトシズクのウラバナし





(C) 2007 YO-chang Kenkyu-syo.

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