“話の一滴(ひとしずく)”の“ウラ”

ヨーチャング研究所
YO-chang Kenkyu-syo
私達人類は、受胎後38日間のつかの間に、脊椎動物が古生代の昔、
デボン紀の海の中から石炭紀の陸上に上陸を開始した約1億年の進化
を、夢まぼろしのごとく実現することができる。

受胎32日目の胎児は小さいながらも、はっきりと魚の形象を呈し、34〜
36日目にたちまち両生類から爬虫類を経て38日目には哺乳類、ヒトと
しての顔に変化して行く、これはまさしく心打つショッキングな一大ドラマ
である。

 羊水は古代海水と同じといわれているが、子宮内に着床する受精卵に
は、太古の海に誕生した原始生命と重なるものがある。


 さらにそこには 地球の元素、鉛、水銀、砒素(ひそ)までが存在している
という。

そうすると、これは地球の分身として生まれ、太陽系を介して遠くの銀河
星雲から宇宙全体にまでつながるものと考えられる。

ある学者は、この原初の生命は地球の創成期に飛来した星間物質に由
来すると説いていて、そうならばやはり、この地球の生命と宇宙とは密接
なつながりがあると考えられる。


 さて、この地球上の生物は、どの個体も、時いたれば次世代に命を託し、
みずからは大地に還る。 つまりイネは稔りとともに黄金色に枯れ、サケは
産卵ののちに白骨化する。

これはまさしく連綿とつづく世代交代である。

 この興亡の波は、細胞、種の次元においても見られるし、人類もまた、
産土(うぶすな)の大地に還って行かなければならない。


 ところで、ヒト科の動物には、他の動物にはみられない能力が与えら
れている。

 それは文明・文化を持っていることである。


 ヒトは一方の手で細胞遺伝子をとらえ、物質原子の核をときほぐし、
他方の手でミクロからマクロの大宇宙に触手をのばしている。

そして近未来の青写真として、兵器の影に怯えながらも、
自然の模作と改造に精力を傾注している。

 その結果として この人類興亡の進歩にブレーキをかけなければならない
であろう。

しかしそれも地球上の生物の興亡という巨大な波からみれば、小さな
ノイズにすぎないかも知れないが -----------------------------


 水惑星地球の生物系は、そのバトンをおそらく未知の天体生物系に
委ねて、みずからはあの、宇宙の星間に還っていく ・・・・・・。

 この壮大な振動、波動の周期運動、すなわち 回帰は永遠に続いて
行くに違いないだろう。


 そして人類の未来も、始めも終わりもなく渦巻きのごとく、永遠・永劫
の回帰をくりかえしていくことになるのではないだろうか。







(C) 2007 YO-chang Kenkyu-syo.

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「人類の誕生」