“話の一滴(ひとしずく)”の“ウラ”
「至準化石」という言葉があります。
これは 地層の地質年代を決定する指標となる化石のことで、生存期間
が短かく、特定の地層に局限されていて、かつ地理的分布の範囲の広い
ものを基準としています。
古生代の三葉虫類、中生代のアンモナイト、新生代の哺乳類などがその
代表的なものとされていて、「標準化石」とも言われています。
化石は 生き物の進化の手がかりを与えてくれるもので、死んだ生物が、
偶然保存状態が良い時、堆積物中に埋ってできるものです。
つまり過去の生物の中で、化石として残るのはごく一部の骨や歯などの
硬いもので、しかもばらばらに発掘されるものが多いようです。
そのため、ある進化の途中段階の種の化石が見つからないということも
めずらしくないとのことです。
又 内臓などの軟組織は通常化石としては残りません。
そのため、内臓などの進化は 化石からは手がかりが得られず、現在
生きている生物の器官を比較検討することで類推します。
さらに化石では分らないのものに鳴き声、皮膚の色、などがあります。
そういうことで、生物の進化の情報としては「至準化石」、生きた化石
などが貴重で、かつ重要であります。
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